映画を2日連続で観ました。
妊婦なのに、昨日の『バベル』のPG12指定に引き続き、今回はR15指定。
赤子に2日間で銃声を聞かせまくりです。
昨日はメキシコのパーティシーンで赤子はぼこぼこ反応してたけど、今回はクライマックスで反応してました。
ストーリーは、
クーデターによる新政権が樹立したウガンダに赴いたスコットランド人研修医が、大統領アミンの側近として体験する光と影、です。
わざわざ福山まで行った甲斐がありました。
最高!
「人食い」とまで言われた独裁者アミンをどう描くのかなと思ったんだけど、それを側近の目を通してという手法で見事に描いています。
アミンは独裁者の最初に良くあるように、人民の熱狂的な支持を受けるカリスマとして登場します。
その演説は簡単な英語を叫ぶだけなんだけど、確かに魅了されそうです。
それに加えて、ユーモアがあり、彼に接した人はそのギャップにまた魅了。
その反面、当初からあった彼の子供っぽい面が権力がある故に虐殺として現れ、拡大していきます。(そのせいで彼の第2夫人は残酷な姿にされるんだけど、ここはさすがに正視に絶えず…。則天武后の時代から権力者ってこの方法が好きですね)
そのアミンの姿を、ただ描くだけでも良かったけど、それを外国人側近の視点で描くことで影の部分も上手く描けていると思います。
単なる青年が、アミンというカリスマに触れることで魅了され、ファンになり、その影の部分に気付いた時にはもう遅い…っていう事態が、その青年が平凡であるからこそ一層自分にもありそうな愚かさで怖いです。
しかも、カリスマのそばにいる自分も権力があると思い込んでいるせいで、彼の周囲の人間が不幸になってしまうし。
この側近の存在のおかげで、より一層映画にのめりこむ事ができました。
今のところ、今年一番の映画です。
余談だけど、フォレスト・ウィテカーは正にアミン大統領そっくりです!
【参考HP】
『ラストキング・オブスコットランド』公式HP人気blogランキングへ ブログの殿堂へ

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