山口県光市の本村洋さん(29)宅で1999年、妻(当時23歳)と長女(同11か月)が殺害された事件で殺人罪などに問われ、1、2審で無期懲役の判決を受けた同市内の元会社員(24)(犯行時18歳)について、最高裁第3小法廷は14日、死刑を求める検察側の上告を受けた口頭弁論を開こうとした。だが弁護士が2人とも出廷せず、弁論を開くことができなかった。 この事件とその顛末、覚えている人も多いと思います。
この弁護士の行動にも色々な意見があると思います。
そのほかに私が思うのは、この犯人はなぜこんな思考回路なのか、という事。
特に、彼の獄中書簡を読むと感じます。
どんな親に育てられ、どんなご飯を食べ、どんな友人に囲まれ、どんな風景を見て育ったんでしょうか。
事件のあった場所から考えると、みんな優しくて空気の綺麗な良い場所のはずです。
なのに、このような事件に手を染めてしまったんです。
もし、身内特に自分の子がこのような事件を起こしてしまったらと思うと、ぞっとします。
私は普通に育てたつもりでも、子供がしっかりした子になる保障は無いんです。
もしかしたら、普通だと思っていた育て方だって、間違っている可能性もあります。
もし叶うならば、被告人の生い立ちや考えを綴ったノンフィクションを読んでみたいです。
勿論、罪をきちんと償ってからですが。
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犯人獄中書簡は↓です。
ただ、書いた人の今の立場(まだ裁判係争中なので)から、読みたい方だけドラッグで反転して読む形式にしました。
『誰が許し、誰が私を裁くのか・・・。そんな人物はこの世にはいないのだ。神に成り代わりし、法廷の守護者達・・・裁判官、サツ、弁護士、検事達・・・。私を裁ける物は、この世にはおらず・・・。二人は帰ってこないのだから・・・。法廷に出てきてほしいものだ・・・何が神だろう・・・サタン!ミカエル!ベリアル!ガブリエル!ただの馬鹿の集まりよ!』
ドストエフスキー『罪と罰』を引用し、
『選ばれし人間は人類のため社会道徳を踏み外し、悪さをする権利がある』
(死刑判決を免れ無期懲役判決が下ったとき)
『勝ったと言うべきか負けたと言うべきか?何か心に残るこのモヤ付き・・・。イヤね、つい相手のことを考えてしまってね・・・昔から傷をつけては逃げ勝っている・・・。まあ兎に角だ。二週間後に検事のほうが控訴しなければ終わるよ。長かったな・・・友と別れ、また出会い、またわかれ・・・(中略)心はブルー、外見はハッピー、しかも今はロン毛もハゲチャビン!マジよ!』
(本村氏に対して)
『ま、しゃーないですね今更。被害者さんのことですやろ?知ってます。ありゃー調子付いてると僕もね、思うとりました。・・・でも記事にして、ちーとでも、気分が晴れてくれるんなら好きにしてやりたいし』
『知ある者、表に出すぎる者は嫌われる。本村さんは出すぎてしまった。私よりかしこい。だが、もう勝った。終始笑うは悪なのが今の世だ。ヤクザはツラで逃げ、馬鹿(ジャンキー)は精神病で逃げ、私は環境のせいにして逃げるのだよ、アケチ君』
『オイラは、一人の弁ちゃんで、最後まで罪が重くて「死」が近くても「信じる」心をもって、行く。そして、勝って修行、出て頭を下げる。そして晴れて「人間」さ。オレの野望は小説家。へへ』
『犬がある日かわいい犬と出合った。・・・そのまま「やっちゃった」、・・・これは罪でしょうか』
『五年+仮で8年は行くよ。どっちにしてもオレ自身、刑務所のげんじょーにきょうみあるし、速く出たくもない。キタナイ外へ出る時は、完全究極体で出たい。じゃないと二度目のぎせい者が出るかも』
(面会に来た友人に対して、カミュの『異邦人』の主人公・ムルソーの事を)
『もろ俺ジャン!』 とうれしげに語った。
こんな男に妻や子供が出会ってしまったら、どうやって守ればいいんだろう・・・。
想像するだけで、怖いです。
この書簡を書いた被告人でも、実際に会えばごく普通の人かもしれないのが怖いです。
自分が被害に遭うのも嫌だけど、身内が被害に遭うほうがもっと嫌です。
彼の裁判結果を見てると、日本の司法の限界を痛感します。
広島でも、一年前に廿日市市で家の中で突然襲われた事件がありましたよね。
あの事件も、在宅していた家族は、恐らくは一生悔やんで生きていくことになってしまいますよね。
何で自分が家にいたのに止められなかったの?って。
こうやって近隣でひどい事件が起こると、他人事とは言っていられなくなります。
昨今、人間関係や親子関係が複雑化し、家庭内や学校内などでの
コミニュケーションがとれない子供が増えてきています。
両親が勤めており、子供が帰宅後に話し相手がおらず、
TVやゲームで自分の心の穴を埋めている。
せっかくの夕御飯のだんらんも、母親もしくは父親が
帰宅後、ばたばたと食事仕度をして食事中は『あれしなさい!』
『これしなさい!』説教の場になっている事が多々有ります。
それでは、子供から言葉を奪い取っている事と同じなんですよ。
忙しい時こそ、朝起きて眠たい時こそ、
子供に対し、積極的に接しましょう。(抱きしめましょう。)
子供は敏感です、いつも親の言動を感じています、
子供との話し合いは心の栄養剤ですから。
まず親が変わりましょう、高校生や大学生のお子さんでも
それは同じことです。
この様な内容でした。
子供が、高校生・大学生になった時に抱きしめれるかは、
自信がないが、今はしっかりと抱きしめています。
我が家は、子供がまだ小さいので成長に合わせて、
それに合った、コミニュケーションを考えていきます。
TBありがとうございます
ブログに書いていますが、私は法律家を目指して勉強をしているものです。このブログによければ相互リンクさせていただけるとうれしいです。
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自分が誰かに必要とされていると感じている子は、他人の命を粗末にしないと聞きました。
抱きしめられること、話を聞いてもらうことで親に必要とされていると実感できますよね。
そうすれば、少なくとも他人を殺めたりはしないんでしょうね。
そうですね。
この被告人の更正は困難かもしれません。
この後、裁判所と弁護士がどう行動するかは興味があります。
あんな事をされた裁判所が再び欠席された場合、黙ってるのか。
弁護士の次の手は…と考えるときりがありません。
noa8さんは法科大学院生なんですね。
カリキュラム、ハードですよね。
頑張って、最終合格まで行って下さい。
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